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ソードワールド2.0 冒険の舞台解説【ザルツ地方編】

こんにちは!TRPG大好きなウマロです。

今回は、ソード・ワールド2.0(以下、SW2.0)において、冒険者の冒険の舞台となる「テラスティア大陸」その1地方である「ザルツ地方」についてご紹介します。

テラスティア大陸の全体図は以下のようになっています。

今回ご紹介する「ザルツ地方」は、テラスティア大陸の北部に位置していることがわかるかと思います。

ザルツ地方の概要

ザルツ地方は大陸北部に位置することから温暖な気候であり、四季もはっきりしていて過ごしやすい地域です。

四季がはっきりしているということから、私たちに馴染み深い「日本」をイメージしていただければいいでしょう。

海を隔てた北には蛮族の勢力圏である北のレーゼルドーン大陸が存在し、また西にもかつて蛮族が栄えた地域があり、今尚方々から襲ってくる蛮族との争いが頻発しています。

ザルツ地方の都市国家

ここでは冒険の始まりの舞台として必要な都市国家の情報をご紹介します。

どの都市から冒険をスタートさせるかで、その後どのダンジョンを探索するかなどの指標になると思うので、ぜひ参考にしてください。

ザルツ地方には大小合わせ5つの都市国家と1つの自治領が存在します。

“ザルツの要塞”ルキスラ帝国

若き皇帝ユリウス・クラウゼ(28歳)が治める、ザルツ地方最大の勢力を誇る帝国です。

同盟の首都には約8万人もの人が住んでいます。

蛮族に備えて戦力強化も積極的に行われており、ルキスラが誇る「青鷲騎士団」はザルツ地方一の兵力を誇る騎士団と言われていえるでしょう。

<大破局>後、復興し始めたこの国は、今では人材も資源も豊富で帝国内には治安の良い城塞都市が存在します。

ルキスラ帝国に属する城塞都市には、以下の3つがあります。

  • バーレス・・・帝都から北に2日の距離に位置する。ダーレスブルグとの実質的な国境となっており、北へ向かう冒険者の通過点にもなっている。
  • アルドレア・・・帝都から西へ1日半ばかりの距離に位置する。ルキスラ第2の都市と呼ばれ、交易都市として賑わっている。
  • ディザ・・・帝都から南へⅠ日半ばかりの距離に位置する。肥沃な土地を利用した穀倉地帯を有し、ルキスラの食料生産の大半を担っている。

若き皇帝ユリウスは、野心家であり国力が<大破局>後、回復しつつあるいま、隣国ダーレスブルグを際併呑しようと企んで知るのではという噂もあります。

“橋の国”ダーレスブルグ公国

ルキスラ帝国から北へ徒歩7日の距離にある、テラスティア大陸最北の都市国家です。

人口4万人、アルフレートⅢ世(66歳)によって治められています。

北の大陸レーゼルドーンへと繋がる巨大で頑丈な橋を塞ぐように広がる都市国家であり、北へ向かう冒険者の拠点となっています。

現在、橋を封じていた門は解放されています。約20年前、国の安全が確保されるに連れて増えてきた人口を収める広い国土を得るために解放されました。

しかし、北にはまだまだ蛮族の脅威があるのは事実であり、橋の開放以来、積極的に北へ開拓に出ようという「開放派」と、あくまで門を閉ざして蛮族に備えるべきと唱える「保守派」に国家は分かれています。

王城には国家の象徴とも言われている”守りの剣”ファランダレスが安置されています。

“花の国”フェンディル王国

ザルツ地方では最も古くからあると言われている国です。

ルキスラより西へ徒歩5日の距離に位置し、首都ディルクールには約3万の人が暮らしています。

かつては西へ広がる魔法文化で栄えた大国でしたが、大魔術の失敗や蛮族の侵攻など、さまざまな要因で国土は狭まり、<大破局>を経て現在の大きさになりました。

この国は魔法文明時代の遺跡が数多く残っていることで有名です。中でも世界有数の巨大な遺跡群がある丘はよく知られており、そこには年中花が咲き乱れることから、”花の国”の異名がつけられました。

フェンディルは遺跡と芸術、その他の歓楽で栄えており、冒険者や学生が多く訪れます。

“彩りの港”ロシレッタ

ルキスラより北西へ徒歩10日の距離にある、ザルツ地方で最も小さな国です。海辺にあり、約1万5000人の人々が住む港町を中心に栄えています。

ロシレッタは世界的にも珍しい、人間、エルフ、ドワーフが同じ割合で暮らしている国です。

3つの種族が住むことで、ロシレッタには独自の文化が築かれています。ドワーフは武器を作り、エルフが船を作り、人間が商売することで、ロシレッタは栄えています。主な貿易相手は大陸西部に位置するレンドリフト王国で、1日に数便の船が出港しています。

しかし、3つの種族が混在することで意見がまとまらない場合も多々あります。ロシレッタは議会制で統治されているのですが、何か問題が起こった場合でもそれぞれの種族の代表が、他の種族に面倒を押し付けようとするのでなかなか議決が出されないのです。

そのため、国が解決すべき問題でも冒険者たちに依頼することがあります。

自由都市同盟

6つの都市国家からなり、蛮族の攻撃に対抗する形で結束されました。広大な穀倉地帯を有し、ザルツ地方の食糧庫とも言われています。

6つの都市国家は、西端の町から時計回りに、エイラス(約3000人)、バーリント(約1万人)、セシュ(約6000人)、ドランバル(約7000人)、イルマー(約5000人)、フットランド(約9000人)と呼ばれています。

同盟議長は、バーリント出身のヘルミン・カルツ(45歳)が務めています。

近年は蛮族という共通の敵の襲撃が少なくなったこともあり、各都市のエゴが目立つようになりました。そのため同盟間の関係がギクシャクし始めています。

クーデリア公爵領

カプティ山岳のふもととギザギザ海岸が接する辺りを自治領とする、ルキスラの貴族、クーデリア伯爵の領地です。

人口は約6000人程度で、ルキスラの皇帝ユリウスから自治を任されています。しかし現在の領主カデル・クーデリア伯爵(38歳)はほとんど領地から出ることもなく、それどころか人前にも姿を現さないといわれています。

カデル・クーデリア伯爵は「冷酷王」という異名を持つため、なにやら良からぬ事を企んでるのではと噂されています。

帝国の監視が及ばないこともあり、犯罪の温床にもなっています。その治安の悪さから、自治権を剥奪するように皇帝に進言する者も、帝国内に増えてきました。



ザルツ地方の特異な地域

ここでは、冒険者が依頼を受けたあとのメインの探索場となるような地域をご紹介します。

ギルドで依頼を受注した後、冒険者たちをどこへ旅立たせるかについて、ぜひ参考にしてください。

“魔力の森”ジャーベル・ウォーキーの森

フェンディルの西に広がる森です。

魔法文明時代の大魔術師ジャーベル・ウォーキーが生み出したとされています。

この森では非常に珍しい草木や果実、巨大な「魔晶石」などが多く取れます。そのため多くの冒険者が様々なものを収穫しに森に入って来ますが、森には植物系モンスターや幻獣が多く住んでおり、収穫はそう容易には済まされるものではありません。

まだ誰も踏み入っていない奥には、ジャーベルの城があり、そこにはたくさんの財宝が眠っているとされています。

大洞窟群”バルバロスの顎(あぎと)”

フェンディルとルキスラの間にある山岳部には、地面にも山肌にもたくさん大洞窟が開いています。

洞窟内には蛮族たちの財宝や、マジックアイテム等が転がっていることが多く、洞窟探検に出かける者も少なくありません。

しかし、洞窟にはドラゴン等の巨大な幻獣や、蛮族の成れの果てであるアンデットが棲み着いていることがありますし、過去の武器や兵器を拾いに来た蛮族と遭遇する場合もあります。

“燃える水の島”ファルブレイム島

この島では珍しい鉱物が多く手に入れられます。また昔はドワーフの王国があったため、ドワーフの異物を拾えることも多く、腕の良い冒険者はよく足を運んでいます。

島には生き残った蛮族や幻獣などがたくさんいます。特に幻獣は<大破局>以前の名残で、本来なら海辺に棲まない種類も見かけれらるので、非常に不思議な生態系を築いています。

この島へは、ロシレッタから渡し船で渡ることができます。

漆黒の砂漠

その名の通り、黒い砂が舞う砂漠です。

ここにはかつてピルクスという名の大きな都市が存在しましたが、<大破局>の際の攻撃で灰燼と帰し、周辺の国土さえも黒い砂とかしてしまいました。

黒い砂は毒を含み、長時間触れていると徐々に命を削られてしまいます。

ピルクスの遺跡が手付かずのまま放置されているため、ここを訪れる冒険者も少なくありません。

カプティ山岳

ザルツ地方北部に存在する山岳地帯です。険しく切り立った岩ばかりの山々で、翼を持つ幻獣が多く生息しています。

ギザギザ海岸

複数の切り立った崖が並ぶ海岸であり、非常に複雑な地形を形成しています。並に侵食されてできた洞窟も多く、隠れる場所も多いことから海賊や蛮族の隠れ家があると考えられています。

ルキスラの皇帝ユリウスは、クーデリア伯爵に調査と蛮族掃討を命じていますが、積極的に兵を動かしていないようです。

ルマ湖群

星の形に5つの湖が集まっており、ここにはエルフの集落が点在しています。5つの湖の頂点には<大破局>で滅ぼされたエルフの王国の遺跡が残されており、エルフたちによる調査が続いています。

ルキスラとは中立の関係にあるため、外から訪れる冒険者も受け入れているようです。

神へのきざはし

ザルツ地方で最も高い山で、その標高は優に1万メートルを超えるといわれています。山頂は霞んで空の彼方に消えているため、神界まで繋がっているのではないかと考える者もいます。

より高い場所ほど神紀文明時代の遺跡が見つかる傾向にあることから、わずかな手がかりを求めてこの山に挑む者は後を絶ちません。

巨鳥の爪跡

まるで巨大な爪で引っ掻いたように、地面が裂けていることからこの名で呼ばれています。

裂け目の深さは未だ不明であり、アンデットがここから湧いているという噂も囁かれています。

ミストタワーズ

<大破局>以前に建設された、高層建築物が並ぶ廃墟です。無数の塔が並び、また隣接するネレス湖からは非常に濃い霧が流れ出していることからこの名で呼ばれています。



まとめ

今回はSW2.0に登場する舞台、ザルツ地方についてどのようなロケーションがあるかご紹介しました。

SWって、世界観がしっかり作り込まれていて、私が好きなゲーム「スカイリム」みたいでルールブックを読んで世界観を膨らませるだけでも、なんだか楽しんですよね!

今回ご紹介した内容が、あなたのシナリオ作成の参考になれば幸いです!!

それでは、今回はここまで!

ではでは〜♪( ´▽`)