今回はSONYのゲームハードである「プレイステーション(以下、PS)」で私の思い出のゲーム10本を振り返ってみたいと思います!
PSは私が物心ついたころにはすでに実家にあったので、いつ頃からプレイを始めていたのかはハッキリとは覚えていないです。
また当時はゲームボーイやゲームボーイアドバンスが巷のちびっ子たちの間では流行っていたので、PSのゲームで遊んだ記憶はホント数える程度しかないですね。
というより、父がプレイする様子を横で見ていたことが多かった気がします・・・
しかし、記憶を辿りつつ今回もPSの思い出ゲームを10本セレクトしてみました!
今回も皆さんの琴線に触れるゲームがあるかもしれないので、ぜひ楽しんでいただければと思います!
ウルトラマン Fighting Evolution
- 開発:バンプレスト
- 発売日:1998年2月19日
- ジャンル:3D対戦型格闘ゲーム
私がPSでプレイしたゲームの記憶で最も古いであろうソフトがこのゲームです。
当時は父と妹で対戦していた記憶があります。
特に私はバルタン星人が大好きでした。
ダダという怪獣は当時はめちゃめちゃ怖かったですね。(というか姿が不気味すぎる!)
ウルトラマンに登場する怪獣なのですが、その見た目が不気味なのとタイプがA,B,Cと若干顔の表情が違うパターンのダダが本編で出てきたのが軽くトラウマでした笑
このゲームの特徴はウルトラマンが主役のゲームなはずなのに、選べるウルトラマンは「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「ウルトラマンタロウ」の3体だけというまさかの仕様!
対して怪獣の方は、隠しキャラ合わせて9体もいます!(逆にウルトラマンの隠しキャラはいないんかい!)
なので、必然的に「怪獣VS怪獣」の試合が多かったですね笑
特撮が好きな父は、よくビデオやDVDで昭和のウルトラマンを見るのが好きで、必然的に私も一緒に見ていました。
中でも特に印象に残っているのは、初代ウルトラマンの最後に登場する怪獣「ゼットン」のあのどうしようもない強さと絶望感は当時の子供からすると、
( ゚д゚)「こいつチートだろ!」
と思わざるを得ませんでしたね。
敵の背後に瞬間移動したり、バリアーを展開して身を守ったり、挙げ句の果てにはウルトラマンの必殺技である「スペシウム光線」を無効化したりなど、まさにラスボスに相応しいやりたい放題な敵でした笑
ちなみに私は格ゲーが大の苦手です。
どのくらい苦手かというと、普段全くゲームをしない妹にコテンパンにやられるくらい苦手です・・・。
バイオハザード2
- 開発:カプコン
- 発売日:1998年1月29日
- ジャンル:サバイバルホラー
私の記憶の中で一番古いバイオハザードシリーズが「バイオハザード2」です。
当時、保育園児だった私は当然プレイできるはずもなく、父親がプレイする様子を恐る恐る横で見ていました。
主人公は若きレオン・S・ケネディと、バイオハザード1の主人公クリスの妹クレア・レッドフィールド。
それぞれのキャラクターのストーリーをクリアすると、開始時に選択しなかった方の主人公の物語をプレイできる通称「裏シナリオ」が解放されます。(通常のシナリオは「表シナリオ」と呼ばれます)
この構成の面白いところは、表でとった一部の行動が裏のシナリオで影響を及ぼすザッピングシステムを採用しているところにあります。
例えば、表のシナリオで主人公が手に入れたアイテムが、裏のシナリオの主人公では手に入れられなくなるということが起きます。
当時は、本当にこのゲームが恐ろしくて「このゲームしないで!」と父に泣き叫んでいたような記憶があります笑
1番のトラウマは、窓ガラスを突き破ってリッカーが襲いかかってくるシーン。(確か警察署の取調室だったかな?)
これはハッキリ覚えているのですが、しばらく泣き喚いていました笑
その後、小学生になった私はPSで発売された1,2,3の全てをクリアするまで成長しました。
その3本の中ではやはり一番2が怖いというかトラウマがありますね。
2019年1月にはリメイク作である「バイオハザード RE:2」が発売されました。
20年の歳月が経ってからのリメイクは本当に心が躍りましたね!
完成度も高く、当時の記憶を思い出しながらプレイしました!
まだプレイされていない方はぜひ遊んでみて欲しいです!
純粋なホラーゲームとしても完成度が高いですし、PSで当時遊んだことがある方ならきっと懐かしさと技術力の進化に圧倒されること間違いなしです!
ゲームとは関係ないですが、どうしてレオン、ケツアゴになってしまったん?
クラッシュバンディクー3 ブッとび!世界一周
- 開発:ノーティードッグ
- 発売日:1998年12月17日
- ジャンル:アクション
今でも色褪せない名作アクションゲーム「クラッシュバンディクー」シリーズの3作目です。
完全3Dで構成されたステージを主人公「クラッシュ」または妹「ココ」を操作しクリアを目指していきます。
クラッシュバンディクーを初めて遊んだのは3からでした。
当時はクラッシュのキャラクター性が好きで、やられた時のリアクションや顔の表情が豊かなところにハマりました。
どこかお茶目なところが愛くるしくて好きだったんですよね。
3をクリアした後、1,2もクリアしましたがやっぱり私の中での一番は3ですね。
何と言っても一番好きだったのが、こちらのステージ選択画面。
ボタンの上に乗ることで次のステージが球体に現れる演出が当時はカッコイイと思いました。
また、このゲームは毎回毎回テレビCMも独特でしたよね笑
クラッシュ以外の登場人物は言葉を話すのに、主人公であるクラッシュは全く話さない、というかリアクションだけ取るという徹底したキャラ設定が、今思うとすごいなと思います。
コンバットチョロQ
- 開発:BHE(バーンハウスエフェクト)
- 発売日:1999年2月25日
- ジャンル:戦車改造遊撃アクション
あのかわいいチョロQがまさかの戦車になってやってきた!
そんなゲームがこの「コンバットチョロQ」です!
かわいいフォルムをしたチョロQが、まさかの物騒な主砲を備えたチョロQ作品としては異色の名作です!
でも、やっぱり元はチョロQということもありデフォルメされて子供でも十分楽しめる作品になっています。
私はこのゲームで第二次世界大戦に登場した各国の主力戦車を覚えました笑
特にお気に入りの戦車は、第二次世界大戦当時ドイツ軍の「ティーガー戦車」
その装甲の厚さと大型の主砲を兼ね備えた当時最強の戦車だったそうで、ティーガー戦車1台を破壊するためには、アメリカ軍の代表的な戦車「シャーマン戦車」が3台必要だったと言われています。
印象的なのは、このゲームのラスボス級でもある超大型戦車「マウス」が登場するシーン。
まさに大人と子供ほどの大きさに当時は絶望を覚えました。
プレイヤーの戦車の何倍もの大きさもある迫力ある戦車ですが、現実では実戦投入される前に終戦してしまったとか。(というか、明らかに燃費悪そう・・・)
マウスという名前にも当時のドイツ軍の色々な策略があるような気がしますね。
戦争オタクの父からの影響は既に小学校低学年から始まっていたんですねえ。(しみじみ)
サイレントヒル
- 開発:コナミ
- 発売日:1999年3月4日
- ジャンル:ホラーアドベンチャー
人気ホラーゲーム「サイレントヒル」の記念すべき初作品です。
このゲーム、正直バイオハザード2よりトラウマがあります・・・。
バイオハザードのホラー要素はどちらかというと、お化け屋敷の中にいるようなビックリ系ホラーといった感じですが、サイレントヒルはひしひしと恐怖感を煽る演出が特徴で「恐怖感と不快感」の両方を兼ね備えたゲームになっています。
サイレントヒルの特徴は、何と言っても表世界と裏世界を行き来することですよね。
今まで普通だったサイレントヒルの街が、急に血と錆びだらけの世界に様変わりしてしまうシーンは本当にトラウマの何ものでもありませんでした。(それなのになぜクリアまでしたのか、コレガワカラナイ)
そして、嫌々ながら裏世界を抜け、表世界に戻ってきた時のあのなんとも言えない安心感はホラーゲームとしては無くてはならない演出で秀逸ですよね。
恐怖演出のもうひとつの特徴として外せないのが、アイテム「ラジオ」の効果。
ラジオがONの状態だと、敵が近くにいるときにノイズが鳴りプレイヤーに危険を知らせてくれます。
ですが、このノイズ音がかえって不快で恐怖心を煽る見事な演出となっています。
小学生の低学年の頃に一度クリアした時はストーリーがさっぱりわからず、ただただ怖いゲームだったという印象しかなかったのですが、このゲームには色々な裏設定や宗教といったバックグラウンドがしっかり構築されていて今でも根強い人気があります。
女神異聞録ペルソナ
- 開発:アトラス
- 発売日:1996年9月20日
- ジャンル:RPG
人気RPG「ペルソナ」シリーズの記念すべき1作目です!
「ペルソナさま」という儀式を行うことで願いを叶えてくれるという噂が高校生の間で流行り、主人公グループたちも儀式を行って、突如ペルソナ使いとして覚醒します。
最近のペルソナシリーズ(3,4,5)は、高校生としての日常を送りながら放課後はダンジョンに潜入して敵と戦うという構成になっていますが、実は初代と2はテイストが異なっています。
また初代だけ大きく違う点は、ダンジョンが3D形式になっていて、これは従来の「女神転生」シリーズの影響を色濃く受けている証明でもあります。
しかし、今の作品にも受け継がれる要素は、ほぼ初代ペルソナで完成されています。
タロットカードを用いた、各ペルソナのアルカナ分けやベルベットルームの存在、敵と会話して合体素材を手に入れたりといった要素は既にこのゲームに存在してます。
RPGということで、肝心のストーリーはというと・・・
やっぱりペルソナ3や4などと比べると見劣りする部分があると思います笑
ペルソナといったら、最高のBGMやテンポの良い戦闘が特徴的ですが、こと初代に至っては不気味感のあるシナリオ展開であまり現代受けしないかもしれません。戦闘のテンポもものすごく悪いです。(ペルソナ召喚に時間かかりすぎ!)
シリーズのファンである私も一度PS版をプレイしたのですが、あるダンジョンで詰んでしまい(というかダンジョン内にあるスイッチがわからなかった)、のちにPSPで発売されたリメイク版をクリアしました。
もしペルソナ1に興味があるのなら、とても遊びやすく快適になったPSP版をオススメします!
真・女神転生
- 開発:アトラス
- 発売日:2001年5月31日
- ジャンル:RPG
通称「メガテン」でお馴染みのアトラスが誇る代表的なRPGです。
ゲームの特徴として,隠しパラメータである「ロウ」と「カオス」、そして「ニュートラル」の値によってストーリーが分岐します。
法と秩序を重んじるロウ(Law)、自由と混沌を重んじるカオス(Chaos)、そのどちらにも属さないニュートラル(Neutral)という3つの属性が主人公を含め仲間や悪魔たちに共通で存在します。
プレイヤーはゲーム進行中に起きる様々なイベントの選択肢や行動によって、この属性値が変動していきます。
有名著者の三島由紀夫をモデルとした「五島」というキャラクターや、メシア教・ガイア教といった宗教要素を取り入れた作品として、当時は独特の雰囲気がありました。
独特すぎて初めてプレイした時は、正直あまり受け入れられなかったのですが、大学生になって改めてゲームアーカイブスでプレイしてどハマりしてしまいましたね。
舞台が1990年代の東京という実在する都市であること。
そして、その東京がICBM(長距離弾道ミサイル)によって一瞬にして壊滅すること。
ゲーム序盤からずっと一緒に冒険したてきた仲間たちが別れて、ストーリーの分岐によっては敵として登場すること。
他のRPGにはない展開が印象的で好きですね。
必ずしもハッピーエンドで終わることがないのが女神転生シリーズの醍醐味でもあり、クリアした後に「自分の選択肢は正しかったのか?」と自問自答させるような気分にさせてくれます。
メタルギアソリッド
- 開発:コナミ
- 発売日:1998年9月3日
- ジャンル:ステルスゲーム
ステルスゲームの元祖「メタルギア・ソリッド」の記念すべき初作品。
プレイヤーはコードネーム「ソリッド・スネーク」を操作し、シャドー・モセス島でスニーキング・ミッションを開始します。
1作目からストーリーの完成度が素晴らしく米国の雑誌では「20世紀最高のシナリオ」と評価されるほど、今でも人気のあるゲームですよね。
本作の特徴はなんといってもいかに敵に見つからず戦闘を避けながら目的地まで進んでいくかという点。
敵に見つかると増援を呼ばれてしまい、たちまちピンチに陥るという緊張感は半端なものではありません。
潜入道具としてスネークがダンボールを被るのは有名ですよね笑
一見シリアスな展開の多いゲームですが、ところどころにジョークを織り交ぜてありネタ的要素もシリーズを追うごとに満載になっていきます。
ゲームに登場するさまざなキャラクター達にも、それぞれ個性があり特に私がお気に入りのキャラクターが「オセロット」という人物。
メタルギアソリッド3では「いいセンスだ」というセリフが有名ですね。(実際はスネークが最初に発した言葉ですが・・・)
また印象的なボスとしては、こちらのサイコマンティスというキャラ。
名前の通り、強力な念動力と読心能力をもつボスですが、このボスの面白いところは戦闘前の会話です。
「今からそのコントローラを念力で動かしてやる!」と言って、プレイヤーにコントローラーをなるべく平らな場所に置かせた後、バイブレーションさせる演出が印象に残っています。
こういった、他のゲームではなかなか見かけない、私たちプレイヤーを楽しませる演出が随所に見受けられるのも、この作品が人気である理由の一つであると思います。
ファイナルファンタジーⅦ
- 開発:スクウェア
- 発売日:1997年1月31日
- ジャンル:RPG
国民的RPGファイナルファンタジーのPS初タイトルが「ファイナルファンタジーⅦ」です。
なんとこのゲーム3枚組になっており、ある程度ストーリーが進むとディスク交換して続きのストーリーを楽しむ仕組みになっていました。
Ⅶは3枚組ですが、ⅧとⅨは4枚組というボリュームで当時は驚いたものでした。
3Dポリゴンの採用により、従来の2頭身・3頭身キャラからよりリアルに人間ぽく?なったグラフィックへと進化し、キャラクターの仕草も豊かになりました。
主人公のクラウドは元ソルジャーという戦闘のエリートでありながら、心に闇を抱えた弱い部分もあるのがゲームを進めていくうちに分かり、私がFFシリーズでも特に感情移入できる主人公のひとりです。
これまでのFFの主人公達はFFⅣのセシルやFFⅥのティナなど、どこか自分に迷いや葛藤を抱えながらも突き進んでいく姿が印象的でした。
しかし、本作の主人公であるクラウドは物語の途中で「壊れてしまいます」。
このシーンはかなり印象的で、今までクールに立ち回ってきた主人公が一点、闇を抱え精神を病んでしまうという展開に非常に驚きを覚えました。
最も印象的なシーンは、FFⅦのヒロインである「エアリス」がゲーム中盤で敵のソルジャー「セフィロス」に突然背後から身体を刀で貫かれ殺されてしまうこと。
当時は何が起こったのか訳が分からず、クラウドたち同様ただ呆然とするしかありませんでした。
FFシリーズでも、これまで冒険の途中で仲間が死んでしまうシーンはいくつかありましたが、今尚このシーンの衝撃を超えるものに出会っていません。
2020年3月にはFFⅦの完全リメイク作品が発売される予定です。
20年以上の時を超えて、再びあの時の感動を味わえるのかと思うと、今からもう待ちきれませんね!
チョロQ ワンダフォー
- 開発:イーゲーム
- 発売日:1999年8月5日
- ジャンル:レースゲーム
私がPSでプレイしたゲームの中で、一番お気に入りのゲームがこの「チョロQワンダフォー」というタイトルです!
本当に小さい頃はチョロQ系のゲームが好きでしたね笑
ストーリーは主人公が持っていた優勝カップをうっかり壊してしまったことがきっかけで、ワールドグランプリで優勝することが大まかな流れになっています。
プレイヤーは様々な街を移動しながらワールドグランプリ予選を勝ち上がり、時は過去にワープしたりしながらゲームを進めていきます。
当時はチョロQが喋ることになんの違和感もありませんでしたが、今思えばなかなかシュールですね笑
なんとチョロQなのにサッカーまでプレイできてしまいます!
こういったミニゲームがあるのも本作の特徴ですね。
1番のお気に入りだったシステムがこの「スタンプ集め」!
今に例えるなら、PS4のトロフィー実績解除みたいな機能で当時はこのスタンプ集めが無性に楽しかったんですよね!
あまりの楽しさに、自分でも自由帳に同じようなことを書いて、「〇〇へ行き、〇〇を虫取り網で捕まえる」とか「〇〇くんにデュエルで3回勝利する」と自分で設定してクリアしたら、オリジナルのマークを書いていくみたいなことをしていました。
チョロQゲームはPSやPS2でたくさんプレイしてきましたが、1番のお気に入りはやはりこのゲームです!
まさにワンダフォーというタイトルに相応しいゲームだと思います!
まとめ
今回は私がPSで実際にプレイした、または父がプレイしていたソフトで思い出のあるゲーム10本をご紹介してみました。
90年代はPSをはじめとした様々なハードが登場した年代でもあり、ゲーム業界が今よりも勢いがあった時代だと思います。
ゲームの完成度がどれも高く、どのゲーム会社もしのぎを削って最高の作品にしようとする意欲が伝わってくる革新的なゲームが多いのが印象的ですね。
ディスク3枚組でリリースするとか今では目にすることはありませんが、それをやってのけた当時のスクエニの勢いは特に凄まじかったと思います。
さて大変長くなりましたが、今回の記事を読んで少しでも懐かしいと感じていただけたなら幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、今回はここまで!
ではでは〜♪( ´▽`)