今回は私が大好きなゲーム、オープンワールドの代名詞「The Elder ScrollsⅤ:Skyrim(以下、スカイリム)」の魅力をご紹介したと思います!
スカイリムは、日本では2011年12月8日に発売されたRPGです。
その後、PS4などでよりグラフィックが向上したSE(スペシャルエディション版)が発売されたり、一番最近だとNintendo Switchでも発売されました。
売上本数は全プラットフォームで合わせて1000万本を超え、オリジナルの発売から8年経った今でも根強い人気のある、大変息の長いゲームです。
スカイリムというゲームを「自由度の高い神ゲーだ」という人もいれば、「自由度が高すぎてイマイチ何をしたらいいかわからない」という人もいて、実は結構好みが別れるゲームかなと思います。
スカイリムにはメインクエストというゲームクリアに到達する一応のシナリオが存在するのですが、それを進めていくかはプレイヤーであるあなた次第。
一応、主人公だけが持っている能力や使命もあるのですが、それがロールプレイの支障になることは一切ありません。
つまり、ゲームのクリアに向かってストーリーを進めるもよし、一人の冒険者としてスカイリムを旅するのも良いという懐の深さがあります。
また、スカイリムに存在する町や村でNPCと話すことで色々なクエストが発生したり、中には自動的にクエストが発生することもあります。
だいたい一つの街で少なくても、大小5つくらいクエストが発生します笑
なので、「自分で好きな冒険(クエスト)をその都度選んで、進行していく」ことがこのゲームの大前提であり、それが返ってこのゲームの敷居を高くしてしまっている一つの要因かもしれません。
しかし、一度でもハマってしまうと平気で何十時間何百時間、人によれば何千時間も遊べてしまう、まさに時間泥棒ゲームなんですよね!
スカイリムから離れて一旦他のゲームに浮気したとしても、またスカイリムをプレイしたくなる不思議な魅力がこのゲームにはあるんです!
今回はそんなスカイリムの素晴らしい魅力を、プレイ時間500時間超の私ウマロが5つの観点に絞ってご紹介したいと思います!
- 見渡す限りの広大な冒険の世界がある!
- 生活感の息づく街や村、個性的なNPCが数多くいる!
- 戦闘の幅が多く、ロールプレイが楽しい!
- 有効なアイテムから無意味なアイテムまで、その全てを手に入れることができる!
- 殺人・不法侵入・窃盗・スリあらゆる犯罪行為ができる!
この記事を読んで少しでもスカイリムの魅力を知っていただけると嬉しいです。
そして、「自分もやってみようかな」とソフトを手に取っていただけたならこれ以上嬉しいことはありません。
それでは、早速行ってみよー!♪( ´▽`)
見渡す限りの広大な冒険の世界がある
冒険の舞台はゲームの題名にもあるように「スカイリム」という大地になります。
オープンワールドというジャンルの代名詞的ゲームなだけあって、その世界は広大です!
スカイリムの大地には5つの大きな要塞都市と小さな町や村、遺跡や洞窟が数多く存在しています。
その数はなんと200を超!
そして、プレイヤーはその全ての場所(ロケーション)を冒険することができるのです!
移動手段としては徒歩あるいは馬が主な方法ですが、お金を払えば街の外にある馬車屋で主要都市に連れて行ってくれます。
また、一度到達した場所には以降「ファストトラベル」という機能を使って、一瞬でその場所まで移動することができるので便利です。
針葉樹林がうっそうと茂る森や、極寒の雪山、岩で作られた街や神秘的な遺跡などスカイリムを構成する様々な建造物が丁寧に作り込まれています。
この世界を冒険していると、まるで自分がこの世界にいるかのような錯覚に陥るほどです。
スカイリムに存在する街には、それぞれに特徴があり大抵の場合問題を抱えています。
例えば、「〇〇洞窟に山賊が住み着いてしまい困っている。退治してほしい」とか「〇〇という伝説の秘宝が〇〇の遺跡に眠っているから取りに行ってきてほしい」といった具合ですね。
単なるお使いクエストもあれば、報酬としてレアアイテムを手に入れたりできるクエストもあります。
RPGではお馴染みの、宿屋で情報収拾はもはや鉄板ですね!
プレイヤーは街の住人たちの問題を解決するのも良いですし、全く介入しなくても良いのです。(クエストの量も膨大な数があり、一度クリアしても何回でも受けることができるクエストも存在します)
また、洞窟や古い遺跡などのダンジョンには凶暴な魔物や山賊が住み着き、冒険者の命を狙ってきます。
時にはトラップが仕掛けられているダンジョンもあり、日の浅い冒険者がうっかり罠にハマると命の保証はないでしょう。
単純にスカイリムの大地を自由に放浪するだけでも時間が経ってしまっているほど、この世界は美しく圧巻されます。
生活感が息づく街や村、個性的なNPCが数多くいる
スカイリムには数多くのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が存在しています。
街を守る衛兵や、宿屋の主人、木こりで生計を立てる村人や道端で酒を食らう酔っ払いなど個性的なキャラクターが多いのが特徴です。
スカイリムのNPCには「Radiant AI」という人工知能システムが導入されています。
NPCに各々に隠しパラメーターが存在していて、そのパラメーターに応じて様々な行動を取るように設定されているのです。
プレイヤーが特定の行動を取ると敵対して襲いかかってきたり、仲良くなるとアイテムをプレゼントしてくれたり、プレイヤーの目に見えないパラメーターの変動によってNPCの行動が柔軟に変化します。
まるで心が宿っているかのようにNPCたちが振る舞うのもスカイリムでの冒険をリアルにする要因の一つになっていることは間違い無いでしょう。
またNPCの中には新たにクエストを受注できる情報を提供する人物や、プレイヤーのスキルを有料で上昇させてくれる「訓練」を提供する人物もいます。
お金を払うことで街にいる傭兵を雇って一緒に冒険できたり、ストーリー上で仲間になるNPCも存在します。
仲間の戦闘スタイルも豊富で、近接で戦う者もいれば魔法を駆使して戦う者もいます。
さらには、酒場にいる酔っ払いから喧嘩を吹っ掛けられたり、殴り合いを挑んで来る人もいたり、本当にスカイリムの住人は個性的な人たちが多く、バックグラウンドがしっかりしている印象が強いです。
戦闘の幅が多く、ロールプレイが楽しい
RPGゲームなら戦闘要素は外せませんよね!
スカイリムで登場する敵には山賊やオオカミ、巨人やマンモス、古代機械兵器やドラゴンまで様々な敵が登場します。
プレイヤーは剣や魔法、弓などの武器を用いてそれらを倒していきます。
スカイリムの戦闘は大味だと言われるのですが、戦闘方法の種類は豊富に存在します。
近接武器ひとつをとってみても「短剣」や「長剣」、「片手剣」や「両手剣」、「剣」「斧」「槌」といった多くのカテゴリーがあり、魔法も炎や氷といった破壊魔法から死体を操るネクロマンサー系の魔法まで様々です。
また、隠密行動という概念があり、敵の背後から不意打ちすることでダメージ量を倍にできたり、遠距離から弓で狙撃することでダメージを受けることなく敵を排除できるなど、プレイスタイルによってダンジョンの攻略方法が変わっていきます。
正々堂々正面から斬り合うのか、
背後から近づきダガーで暗殺するのか、
遠距離から魔法で射抜くのか、
魔法で蹂躙するのか、
転がっている死体を利用し蘇生させて戦わせるのか、
召喚魔法を唱えて家来を従え戦うのか、
あるいは会話で戦闘を回避するのか、
全てはプレイヤーであるあなたの選択に左右されます!
RPGなのでレベルの概念ももちろん存在し、プレイヤーが様々な行動を取ることでパラメータを上昇させレベルをあげることができます。
そして、レベルがひとつ上がることに「HP」「マジカ(MP)」「スタミナ」のどれかひとつの基礎値を上昇させることと、好きなスキルをひとつ習得することができます。
「スキル・ツリー」と呼ばれる18つもあるスキルの中から、欲しいパークをひとつ選ぶことでプレイヤーの能力が上昇していきます!
- 戦士系スキル:「片手武器」「両手武器」「鍛治」「重装」「弓術」「防御」
- 魔法系スキル:「回復」「破壊」「変性」「幻惑」「召喚」「符呪」
- 盗賊系スキル:「隠密」「開錠」「スリ」「錬金術」「話術」「軽装」
これだけ豊富に種類があると、パークを眺めているだけで何だかワクワクしませんか!?
それぞれのスキルに固有のパークが設定されているのですが、その数なんと180個!
それだけ、育成の幅が広いということですね!
戦闘に特化した戦士系スキルを先行して習得していくのか、冒険に役立つ錬金術や符呪といったスキルを上げていくのか、はたまた全てのスキルをマスターして超人的な冒険者になるのか、全てはプレイヤーであるあなた次第です!
有効なアイテムから無意味なアイテムまで、その全てを手に入れることができる
スカイリムに存在するアイテムも相当な数が存在します。
街のお店には武器屋や雑貨屋、錬金素材を販売するお店や、宝石商や精肉店まで様々な商店があり、様々なアイテムを販売しています。
回復アイテムといったポーション系アイテムや、料理を作成するのに必要なキャベツやじゃがいもといった野菜、本を拾えばその中にはびっしりと文章が書かれていたりします。
読むことでプレイヤーのスキルを上昇させることができる特別な本(スキルブック)や、スカイリムの世界観を補完する歴史書や面白い小説まで多種多様です。
フィールドにいるヘラジカやウサギを狩れば、そこからなま肉や皮を剥ぎ取ることができますし、オオカミに至ってはルビーを所持していたりします。
倒した山賊からは、その装備をネコソギ剥ぎ取り下着一枚にすることもできます笑
こんなRPG他にはないですよね笑
また、テーブルに置かれた皿や陶器、日用雑貨品などもアイテムとして手に入れることができます。
それらはプレイヤーの冒険には全く意味のないアイテムですが、そこにあるのものを当然のごとく拾えるという体験は、スカイリムでの冒険をよりリアルにしてくれます!
普通のRPGだと、テーブルの上に置かれた物なんてただのオブジェクト扱いにすぎませんが、スカイリムに至ってはその全てが手に入れることができるアイテムとして存在しています。
大変、細かいしリアルですよね!
一部のダンジョンのボスや宝箱には有効な効果を持ったユニークアイテムが数多く存在し、トレジャーハンターとしてロールプレイを楽しむのも一興だと思います。
殺人・不法侵入・窃盗・スリあらゆる犯罪行為ができる
スカイリムの圧倒的自由度を一言で言うと「何をしてもいい」と言うことにつきます。
つまり、そこら辺を歩いているNPCをいきなり殺害するという悪行も平然とできます。(ゲームの魅力かと言われれば私の道徳心を疑われそうですが、リアルだという意味で一つの魅力だと言えます)
しかし、当然死んだ人間は蘇ることはありません。
その他にも、カギの掛かった家の扉を無理やり開錠し不法侵入したり、お店の棚に置かれている商品を盗んだり、相手の背後に忍び寄ってポケットからアイテムをすり取ることもできます。
盗品は基本的には売ることができませんが、一部のNPCやある条件を満たすことで買い取ってくれます。
現実世界で絶対してはいけない行為が、スカイリムで体験できるというのが大きな特徴です!
ただしそのような犯罪行為が見つかると、直ちに街の衛兵に問い詰められ、それ相応の罰(ペナルティー)をうけることになります。
殺人を犯せば、罰金を支払うか刑期を全うしなければならず、窃盗やスリを犯せば窃盗品は全て返却しなければなりません。
しかし、ここがスカイリムの面白いところでもあり自由度が高いところで、衛兵に賄賂を渡すことで犯罪を見逃してもらったり、尋問を強行突破して逃亡を測ることもできます。
さらにその街である程度の名声があるなら、無料で見逃してもらったりもできるんです。(現実だとありないですよね笑)
また、犯罪は犯した地域で指名手配を受けますが、その範囲から逃れると衛兵から追われることはありません。
犯罪を犯すことで、プレイヤーとしてのカルマ(評価)が下がることはありませんし、ストーリーに影響はありませんが、当然褒められてた行為ではありません。
さらに自由度が高いのは、衛兵に捕まり牢屋に閉じ込められたとしても脱獄まで測ることができるんです!
ですが、これはめちゃめちゃ難易度が高いです。
装備は全て没収されていますので、着の身着のままで脱獄を試みることになります。
衛兵に見つかれば、問答無用で斬り倒されます。
それほど現実世界でも脱獄は大変だということでしょう。
大悪党プレイをしてみたい人は、脱獄にぜひ挑戦してみてほしいです。
まとめ
今回は私が大好きなゲーム「スカイリム」の魅力を5つご紹介しました。
といっても今回ご紹介した内容は広大なスカイリムで体験できる冒険のほんの一部でしかありません。
スカリイムはまさに「プレイヤーの数だけ、物語がある」と言っても過言ではないほど、圧倒的自由度と冒険の世界があります。
この世界で何をするのも、それは全てプレイヤーであるあなたの決断に委ねられるのです。
そして、その決断に時には必ず「責任」がつきまとうでしょう。
さあ、スカイリムにまだ足を運んだことがない方、スカイリムの冒険から退いてしまった方、もう一度あのワクワクする冒険の世界へ飛び込んでみませんか!
スカイリムはいつでも、あなたがあなた自身の冒険を自ら紡いでいくのを静かに見守ってくれることでしょう。
それでは、今回はここまで!
ではでは〜♪( ´▽`)
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