この記事は吸血鬼ハンター集団のドーンガードと、それに敵対する吸血鬼との戦いを描いたシナリオ「Dawnguard(ドーンガード)」の攻略兼プレイ日記です。
この旅のゴール
ドーンガード編のメインクエストを最後まで攻略する。
街を襲撃に来る吸血鬼が本当に鬱陶しいので、ドーンガードのメンバーとなって吸血鬼どもを一人残らず駆逐する。
以下の内容で攻略を進めて行きます!
- 「ドーンガード」側でクリアを目指す。
- 難易度は「Legendary」固定。
- MODなし、その他縛りなし。
- プラットフォームはPS4版。
- 初見ではないが、ほとんど記憶がない。
ソウル・ケルンを歩く
前回はヴォルキハル城の地下を探索し、セラーナの母ヴァレリカが残した手がかりを探しました。
ヴァレリカの研究室にはソウル・ケルンという普通の人では入れない世界への転移門があり、セラーナと協力して転移門を起動させ、ソウル・ケルンへ入りました。
ここでメインクエスト「残響を追って」が完了し、次のメインクエスト「死の超越」がスタートします。
ソウル・ケルン内は不気味な景色になっており、空には禍々しいブラックホールのようなものが広がっています。
遠くの景色は薄暗く霞んでいて、スカイリムでは見たこともないような酷く崩れた建物や瓦礫などの光景がそこには広がっていました。
とても普通の人間が生活できるような空間ではありません。
というか、すべての生物が満足に生存できる環境ではないように思えます。
セラーナからソウル・ケルンについて、ここがどのような場所か少し説明を聞くことができます。
しかし、彼女もこの場所のことについて満足には理解していないようです。
ソウル・ケルンについてザックリ解説
アンディール・マスターたちによって作られたあらゆる魂を集めるための世界。
彼らの存在は謎に包まれている。
アンディール・マスターは何千年もの間、ソウル・ケルンで魂を集めている。(詳細な理由は不明)
死霊術師が死霊術を用いる際に魂をソウル・ケルンに送る。
その見返りとしてソウル・ケルンにいるアンディール・マスターたちは死霊術師に力を与える。
ソウル・ケルンを旅して生きて帰ってきたものは誰もいない
なんか最後のは結構な問題事項だと思うのですが、きっと主人公補正でなんとかなるでしょう!
とにかく危険な世界であることは間違いないようですね!
ヴァレリカがソウル・ケルンに来た目的が星霜の書を隠すためだとしたら、なぜ彼女自身もソウル・ケルンにとどまっているのでしょうか?
セラーナによればハルコン卿に見つかった時に酷い仕打ち(それどころか殺される)を受けるか、あるいは出られない理由があるのではと話します。
こればっかりは本人に直接聞く以外ありません。
今はヴァレリカに会うことを優先しましょう!
ヴァレリカがいる場所までのルートは、ソウル・ケルンに到着し階段を降りたところにある白い細長い道をたどって行くたどり着けます。
セラーナの母、ヴァレリカ
ソウル・ケルン内にはボーンマン・ミストマン・ラスマンという3種類の敵が出現します。
これらは集団で襲ってくることが多いので注意しましょう。(特に遠距離から弓矢を射ってくるボーンマンが厄介です)
ヴァレリカのいる砦の近くまで来ました。奥から彼女が歩いてきます。
ヴァレリカは私のような定命の者がここにいることに驚き、どうしてこんなところに来たのか質問してきます。
ここで素直に星霜の書を探しにきたと言うと、めっちゃ怪しまれます。
ヴァレリカは星霜の書は目的達成の手段にすぎず、吸血鬼が太陽を克服(太陽を専制する)ためにはセラーナの存在が鍵を握っていると言うのです。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
コールドハーバーの娘
ここでヴァレリカから自身とセラーナの過去について話しを聞くことができます。
ヴァレリカとセラーナは昔は普通の人間で、デイドラの王「モラグ・バル」を崇拝する信者でした。
モラグ・バルのザックリ解説
支配や奴隷などを司るデイドラの王の一人。
金棒のようなメイスを持った上半身裸の鬼の姿をしている。
コールドハーバーというデイドラの領域を持っている。
セラーナはモラグ・バルを召喚する日に生贄として捧げられることとなり、これは一種の試練であり、生き残れるものはほとんどいませんでした。
しかし、この試練に見事打ち勝ったセラーナは純粋な吸血鬼「コールドハーバーの娘」として覚醒します。
コールドハーバーの娘の血によって、アーリエルの弓が染められれば太陽の専制が完了するとヴァレリカは話します。
そして、ハルコン卿がそのことに気づいてしまったら最後、セラーナは全ての吸血鬼のために死ぬことになると。
うーん、これは思ったよりもきな臭い展開になってきました。
ここでヴァレリカから、私が吸血鬼を駆逐するためにセラーナを利用しているのではないかと疑われます。
確かに今回の旅の目的は吸血鬼どもを一人残らず駆逐するのが目的です。
ですが、セラーナはどうでしょう?
彼女は吸血鬼たちが世界を支配することを望んではいません。
それどころか危険をおかしてまでドーンガードの協力を仰ぎにきました。
私は「全ての吸血鬼が悪というわけではないのでは?」と考えはじめています。
そして今、私がわかっていることは、ハルコン卿が私利私欲のために世界を滅ぼそうとしてる完全な悪であるということです。
彼を止めることができれば、吸血鬼たちも元のようにひっそりと暮らすことができるかもしれません。
母と娘、衝突、和解
ここからヴァレリカとセラーナのおよそ200年ぶりの家族の会話が始まります。
個人的にこの会話のやり取りがリアルでなんだかグッときたので、ご紹介しておきます。
ヴァレリカ「このよそ者はあなたを追いつめて動物のように殺す者達と手を組んでいるのよ。それなのにあなたを預けるべきだと?」
セラーナ「その”よそ者”の彼女は、お母様が何世紀もの間にしてくれた以上のことを、わずかな間にしてくれましたのよ!」
ヴァレリカ「よくもそんな事を!あなたが父と呼ぶ狂信者から守るために、すべてを諦めたのよ!」
セラーナ「ええ、お父様は狂信的に…変わってしまいましたわ。それでもわたしのお父様なのです。そういう父親を持った娘がどんな気持ちでいるのか、どうして分かってくれませんの?」
ヴァレリカ「ああ、セラーナ。どうか目を覚まして」
ヴァレリカ「あなたの父がお告げの中のあなたの役割に、あなたの血が必要な事に気づいた瞬間に、恐ろしい危険にさらされるのよ」
セラーナ「でしたら、わたしを守るために好きなものを一つ残らず取りあげたっておっしゃいますの?」
セラーナ「あのお墓にわたしを隠す事が最善の方法と、何一つ教えもしないで、ただ黙って言う通りにすればいいとでも思っていたのではなくて?」
セラーナ「お父様もお母様も自分の道を譲らなかった。理由はたぶんそれぞれ違っていたのでしょうけど、結局は二人ともわたしをただの道具としか見ておりませんのよ」
セラーナ「わたしはもう一度家族になりたい。でも、それが可能かどうかは分かりませんわ」
セラーナ「もしかしたら、わたし達には分不相応な幸せなのかも知れませんわね。高望みと言ってもいい」
セラーナ「それでも尚、お父様を止めなければなりませんわ。手遅れになる前に。そのためには星霜の書が必要ですのよ」
ヴァレリカ「ごめんなさい、セラーナ。知らなかった…分からなかった」
ヴァレリカ「あまりに長い間、あなたの父への憎悪に任せて疎遠になってしまった。どうか許して」
お互い長年の間胸のうちに秘めていた思いをさらけ出し、ヴァレリカはセラーナの思いをようやく理解しました。
セラーナが今でも昔のような家族に戻りたいと願いつつ、それは叶わぬ望みであり今は父親を止めるべきであると覚悟を決めているのが本当に健気です。
3体の番人
セラーナの説得により、ヴァレリカから無事、星霜の書を渡してもらえる事になりました。
しかし、ヴァレリカから星霜の書を受け取るためにはソウル・ケルン内にいる3体の番人を倒し結界を解かなければなりません。
番人がいる場所はマップにマーカーが記されますので、それを頼りにしましょう。
3体のうち1体は建物の屋上にいます。
近くに屋上へワープできる紫色の井戸がありますので、その中に入るとワープできます。
番人のスペックですが、はっきりいってめちゃくちゃ強いです。
見た目はドラゴンの重装鎧を身につけており、ドラゴン素材の武器をブンブン振り回してきます!
番人の攻撃に1回でも当たれば、もちろん即死です。(3敗)
また、番人の他にもボーンマンやミストマンが同時に出現する場所もありますので、苦戦は必至となるでしょう。
とにかく番人の注意をセラーナに引きつけられるかが勝利の分かれ目と言えます。
3体の番人を倒す事ができたら、再度ヴァレリカのところへ戻りましょう。
セラーナ、家族を語る
ヴァレリカに思いの丈を話したセラーナはどこか安心したように見えます。
父親が星霜の書の予言を見つけてから、それに取り憑かれるようになったため、家族の関係が著しく悪化してしまいました。
母親はハルコン卿の野望を阻止するために、セラーナに父親がいかに邪悪な存在であるかを刷り込ませ、彼女を利用してハルコン卿を貶める方法を模索していたのです。
ヴァレリカとセラーナがモラル・バグの信者であることも災いして、すっかり家族間の愛は冷めきっていました。
誰が悪いということではないかもしれませんが、事の発端は星霜の書に書かれた「太陽の専制」がもたらした結果が今の現状です。
そして、ハルコンは間違いなく「太陽の専制」を達成するためだけに動いています。
それは間違いなく必ず阻止しなければならない野望でしょう。
死霊術ドラゴン:ダーネヴィール
3人の番人を倒すとヴァレリカが星霜の書がある場所に案内してくれます。
ここで彼女からソウル・ケルンにダーネヴィールというドラゴンがうろついているから注意しろと言われます。
番人を倒し、星霜の書を守る結界が壊れたことでダーネヴィールが調査に来るだろうと言います。
ちなみに、ダーネヴィールはヴァレリカの後方にある扉を潜って数秒で登場します。
残念ながら行くしかないので、覚悟してボーンヤードに向かいましょう。
ボーンヤードの扉を潜るとそこは広大な広場になっており、そこですぐに空から巨大な黒い影が現れます!
奴の正体こそ、このソウル・ケルンに唯一存在するドラゴン「ダーネヴィール」です!
ここでセラーナとヴァレリカとともにダーネヴィールとの戦闘になります。
ダーネヴィールは死霊術の使い手で、地面からボーンマンやミストマンを召喚して戦いを挑んできます。
幸いこちらは3人いますのでターゲットは分散されると思います。
注意しなければならない点は、ダーネヴィールを倒さない限り延々とボーンマンやミストマンを呼ばれますので、ダーネヴィールを優先して倒す方が懸命です。
ダーネヴィールを倒すとドラゴンソウルは吸収できず、ゆっくりと消えていきます。
ヴァレリカによればダーネヴィールは死んだわけではなく物理形態を置き換えただけで、復活中の可能性があるとのこと。
明らかに後からダーネヴィールと再戦するフラグがビンビン立っていますが、今のうちに星霜の書の元へ急ぐことにします。
星霜の書(血)
ボーンヤードの奥にある棺をヴァレリカが開けれくれ、中から星霜の書(血)を入手できます。
これで3冊全ての星霜の書を集めることができました!
星霜の書を渡してくれたヴァレリカはソウル・ケルンに留まると言います。
彼女もまたセラーナと同じコールドハーバーの娘であり、タムリエルに帰ることで太陽の専制が実現する公算が高くなることを恐れているのです。
このことからヴァレリカがソウル・ケルンにいる理由がわかりましたね。
ハルコン卿の魔の手から逃れるには、この場所が最適であるのです。(ハルコン卿はこの世界の存在について知らない訳ですし)
最後にヴァレリカからセラーナのことをよろしく頼むと言われます。
彼女はセラーナの身を確かに案じているようです。
ソウル・ケルンに囚われた竜
ソウル・ケルンでの冒険が一通り終わり、手に入れた星霜の書を持ってタムリエルに戻ります。
その道中で奴が現れます・・・
なんと先ほど倒したはずのダーネヴィールがすでに復活していました!(恐るべき回復能力!)
しかし、彼は戦おうとするどころか話しをしたいと言い出します。
なんでも自分をここまで追い詰めた私に称賛している様子で、力を授けたいと言います。
ダーネヴィールは死霊術使いでもあるせいか、長年ソウル・ケルンにいるアンディール・マスターに意図せず服従を強いられており、今ではこの世界から抜け出せない体になっているそうです。
そこで私にスゥーム(シャウト)を授けることで、今一度タムリエルに帰りたいと申し出ます。
彼の申し出を断ることはできません。
一気にダーネヴィール召喚のシャウトを3つ覚えることができます。
もちろんシャウトの解放には3つのドラゴンソウルが必要です。
ダーネヴィールとの会話を終えたら、タムリエル(スカイリム)へ帰還しましょう!
タムリエルに帰ったところでメインクエスト「死の超越」がクリアとなります!
というわけで、今回はここまでとなります。
ソウル・ケルンの冒険は終始暗いエリアが広がっているためドキドキ感もありますが、どこか不気味です。
数時間ぶりにスカイリムに帰ってきた時は思わずホッとしましたね。
個人的に今回のクエストはセラーナとヴァレリカのやり取りに引き込まれてしまい、とても思い出深いものになりました。
次回はいよいよ3つ揃った星霜の書をデキソンに読んでもらいます!
次回もお楽しみに!!
ではでは〜♪( ´▽`)
次回:ドーンガード編攻略「開示を求めて」【吸血鬼どもを駆逐する旅#9】
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