今回は2020年2月29日〜3月1日にプレイ可能だった「仁王2最終体験版」について、「仁王2」の様々なゲームシステムを簡単にご紹介していきたいと思います!
「仁王2」はソウルライクゲームとも呼ばれ、有名なダークソウルシリーズなどとゲームシステムで似ている点があります。
なので、他作品と比較しながらレビューをしていきます!
- 前作「仁王」は未プレイ
- デモンズソウル、ダークソウルシリーズ、ブラッドボーン、SEKIROは全てプレイ・トロコン済み
「仁王2」が気になっている方や、購入を迷われている方の参考になれば幸いです!
戦闘システムについて
「仁王2」の戦闘システムの特徴として、他のソウルライクゲームと違い、大きなポイントが3つあります。
- 武器に「上段」「中段」「下段」の構えがある
- 気力回復を早める「残心」システム
- 主人公が妖怪に変身する
それぞれのポイントについて簡単に解説します。
武器に「上段」「中段」「下段」の構えがある
武器の構え方によって、攻撃モーションや攻撃力などに違いがあります。
- 「上段」:攻撃よりのスタイル(攻撃の出が遅い)
- 「中段」:防御よりのスタイル
- 「下段」:回避よりのスタイル(攻撃の出が早い)
プレイヤーは武器の構えを切り替えながら、立ち回っていく必要があります。
私はこのシステムが最初理解できていなくて、ずっと攻撃の出の早い「下段」構えで攻略していたのですが、ボス戦で全然ダメージが入らず苦労しました。
また、ボタン一つで切り替えができないので、慣れるまではボタン操作が大変かもしれません。(特に敵と戦っているときに、咄嗟に切り替えるのが難しかったです)
でも、慣れれば一つの武器でも様々な攻撃モーションを楽しめますし、後述する「構え」状態によって発動できる「技」も変わってくるので面白いシステムだと思いました。
攻撃後、タイミングよくボタンを押すと「残心」が発生する
「仁王2」の戦闘で一番難しいと感じたのは、プレイヤーの気力(スタミナ)管理です。
プレイヤーの気力は、攻撃や防御・回避行動で割とすぐに枯渇します。
そして、気力を0まで使い切ってしまうと、一時的に行動ができなくなるという致命的な状態になります。
なので、戦闘時は常に「残心」を発動させるように心がける必要があります。
「残心」とは?
プレイヤーが攻撃した際に、周囲に青いエフェクトが発生します。
青いエフェクトがプレイヤーの体に集まってきた時に、タイミングよく「R1」ボタンを押すことで気力の回復が早まります。
まあぶっちゃけ、「攻撃したら「R1」ボタンを適当に押す!」と覚えておけば大丈夫です!
プレイ当初はすぐに気力を枯渇させてしまい、敵に攻撃を食いまくっていましたね・・・。
主人公が妖怪に変身する
一定量ゲージが溜まると、主人公は「妖怪」という姿に変身することができます。
「妖怪化」は複数存在する「守護霊」と呼ばれる霊を主人公に憑依させることで、その姿や攻撃モーションが異なります。
「妖怪化」状態は一切ダメージを受けない、言わば無敵状態!
ここぞという場面で発動し、一気に決着をつけてしまいたい場合に有効です。
武器・スキルについて
「仁王2」の刀や斧・槍といった武器のカテゴリーが豊富に用意されています。
ゲームの序盤で使いたい武器を2種類選ぶことができるのですが、どれも魅力的で優柔不断な私は結構悩みました。
とにかく、どの武器も攻撃モーションがスタイリッシュでかっこいい!
また、武器ごとに異なるスキルが存在し、例えば刀武器をある程度使うと熟練度が上がり、刀武器のスキルポイントをゲットできます。
正直、かなりの数があってどれを選べばいいのか悩んでしまいました。
私は以前、SEKIROをプレイした際にも、結局スキルをあんまり使わずにゲームをクリアしたので、果たして今作のスキルを使いこなせるか微妙なところです。
(でも、使いこなせたら戦いの幅が広がって攻略がだいぶ楽になるはず!)
覚えたスキルには常時発動するパッシブスキルや、覚えた技をセットすることで使うことができるスキルもあります。
また、先ほども書いたように「上段」「中段」「下段」で使える技も変わってくるので、
どの武器のどの構えでどの技が発動するのかを把握しておく必要があります。
武器の種類が多いので、私の場合せいぜい2種類くらいしか把握できなさそうです・・・
ゲームの進行について
「仁王2」はフィールドマップからステージを選択して、最奥にいるボスを倒すことで物語が進行するシステムになっています。
最奥に待ち構えるボスはかなり強敵で、さすがソウルライクゲームなだけあって一筋縄では行きません!
最終体験版のボス「両面宿儺(りょうめんすくな)」を倒すのに、軽く3時間くらいかかりました・・・。
そして見事、ボスを倒すと「達成」という文字とともにフィールドから帰還することができます。
ボスを倒さなくてもフィールドマップに戻ることができますが、注意しなければならないのは一度ステージを抜けると、またそのステージを最初から攻略しなければならないという点です。
拾った武器や防具はそのまま獲得できますが、開通したショートカットなどは無効になってしまいます。
粘ってボスを倒すか、一度拠点に帰って武器を鍛えるか、こういった選択を迫られそうです。
また、フィールドマップには主人公の拠点や武器を鍛える鍛冶屋などもあります。
ここではアイテムの整理などができたり、ゲーム内に登場するキャラクターや敵のデータを見ることができます。
主人公の部屋では、キャラクタークリエイトをやり直せる機能もありました。(製品版でもあるのかは不明です)
キャラクター強化について
「仁王2」でのキャラクター強化方法(レベル上げ)は、「社(やしろ)」にて行うことができます。(ダークソウルでいう篝火)
「社」では主人公のステータスを強化する「能力開花」の他に、不要な武器やアイテムを「奉納」したり、守護霊の付け替えなどができます。
主人公を強化する各種項目ですが、「仁王2」には8種類の項目があります。
キャラクターの成長には「アムリタ」が必要で、敵を倒したり、霊石というアイテムを使用することで入手ができます。
ただし「アムリタ」は、プレイヤーが死んでしまうとその場に落としてしまうので、死んだ場所まで戻って「アムリタ」を回収する必要があります。
(こういったシステムは他のソウルライクゲーを踏襲していますね)
その他のシステムについて
「仁王2」には、この他にも特徴的なシステムが数多く存在します。
ここでは2つに絞ってご紹介します。
装備集めが楽しいトレハン
「仁王2」では倒した敵から様々な武器や防具をドロップします。
同じような見た目の装備でも若干性能が異なったり、思わぬレアな武器をゲットできたり、ランダム性があって装備集めがとにかく楽しいんです!
遊んでみればわかりますが、こういった要素が好きな方にはたまらないシステムだと思います。(私はかなり好きです!)
血刀塚でNPCやオンラインの人と戦える
「仁王2」のステージには「血刀塚(ちかたなづか)」と呼ばれるものがいたるところに存在しています。
「血刀塚」を調べると「死狂い(しぐるい)」という敵モブが出現します。
この「死狂い」を倒すと様々な装備品をドロップします。
レベルが高い「死狂い」ほど良い装備が落とすので、攻略に余裕があるときは戦ってみるといいです。
また、オンライン時の「血刀塚」は、落命(死亡)した他のプレイヤーの墓標になります。
その「血刀塚」から出現する「死狂い」は、落命したプレイヤーのプレイスタイルに沿ったAIで制御され、主人公に襲い掛かります!
その他にもプレイヤーの攻略を手助けしてくれる「すけびと」を召喚できるシステムもあります。(召喚には消費アイテムが必要です)
以上、今回は「仁王2」のゲームシステムについての解説でした。
他のソウルライクゲームと比べ、ボタン操作やシステムの豊富さに戸惑ってしまいましたが、しばらく遊んでいるうちにやめどきを失うくらいどハマりしてしまいました!
「SEKIRO」がシンプルイズベストなゲームシステムだったのに対し、「仁王2」は色んな要素てんこ盛りで、めちゃめちゃやりごたえがありそうです!
難易度も理不尽なほど難しいほどではなく、「死んで覚える」まさにソウルライクゲームにふさわしい作品だと思いました。
ということで、今回はここまで!
ではでは〜♪( ´▽`)
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