今回は2023年2月17日(金)に発売予定の『WILD HEARTS』に登場する「獣」について、現時点で判明しているものをまとめてご紹介します！
本作に登場する「獣」がどのようなものか気になる方は、ぜひこの記事をご覧ください。
また、ゲームの発売後は各「獣」ごとの攻略方法も更新予定です。
※『WILD HEARTS』公式サイトより判明しているのは、記事執筆時点で10種類です。完成品には20種類以上の獣が登場するとの情報があります
アラガネ
生態
北の果てに広がる黄砂の海には”黄金の大地”と呼ばれる秘境があるという。その正体はアラガネの縄張りであり、黄金を求めて砂漠に入った者たちのほとんどが帰らぬ人になるのである。黄金と共に死を運ぶ風の化身、そうアラガネのことを呼ぶ国もある。
戦略
アラガネの緩急のついた動きに惑わされず、攻撃の瞬間を見極めるのが肝要。荒ぶる風でこちらを押し動かそうという攻撃は、物陰に隠れるなどでやり過ごせる。怒ると風の力が強化され、攻撃もより激しくなるため注意したい。遠くからの「轟雷砲」は有効な一撃だ。
本作は四季をモチーフにしたステージにそれぞれ関連する獣が登場するものとなっており、アラガネは秋の獣に分類される。
アラガネはその名の通り風を操りプレイヤーを引き寄せたり吹き飛ばしたりして攻撃してくる。
またサイズも大きく、その巨体から繰り出される近接攻撃はアラガネの基本的な戦闘方法になる。
自分で出した風で自らを加速するというようなアクションもあり、距離間が掴みづらい敵になっている。
ハナヤドシ
生態
人だろうと小さな獣だろうと構わず襲う危険な獣。尾にある実のようなコブに過剰に栄養を吸われているのか、常に飢えており身の丈以上の量を貪り食らう。餌を見つけると他のものが目に入らなくなることさえあるが、怒ったときには餌を放り出して敵を狙うという。
戦略
相手の攻撃を見極めて回避し、その後の隙に反撃を的確に与えていくことが重要。間合を上手く取りたい。怒ると尾が大きく膨らみ、範囲と威力が強化されるため、相手の背後に回って尾の切断を狙っても、有利に狩りを進められるだろう。
巨大なネズミの姿で左目から花が咲いている姿が特徴の獣。
現時点では詳細は不明。
コハクヌシ
生態
体を覆う樹木のような皮と毛から、花粉や樹液に近しいものを生み出す獣。しかし、それらを操り切っていると言えず、己の出した粉でくしゃみをしたり、餌を樹液塗れにしてしまい、綺麗にしようと何度も洗ったりするなど、不思議な習性を持つという。
戦略
くしゃみと共に飛び散る樹液を浴びると、気絶させられることがある。また樹液を浴びると回避がしにくくなるため、敵の迫撃には要注意。尾は見た目に反して柔らかく、切断すると相手の攻撃範囲がかなり狭まるので、部位破壊を優先して立ち回るとよい。
背中部分に琥珀色に光る花粉や樹液に近しいものが付着している獣。
現時点では詳細は不明。
ヤマウガチ
生態
人里近くに現れる獣では、最も大きく恐ろしいとされる。多数の眼は獲物を逃さぬよう発達したもので、普段は嗅覚を頼りに閉じているが、縄張りを侵すものであれば見開かれ、四方に睨みを利かせる。周囲の破壊をも構わず獲物を襲う様はまさに「山を穿つ」獣である。
戦略
動きは鈍重だが、巨体から繰り出される攻撃は圧倒的な力を誇る。しかし、体のあちこちに弱点があるため、しがみついて「獣狩の腕」で破壊していけば有利に狩れる。突進には「壁」、地揺れには「発」など、適切なからくりを設置しての対応こそが肝要となる。
元々は臆病でおとなしい性質だったイノシシが樹木と融合することで、栄養吸収力が向上して巨体になり、巨体になりすぎて安定のために脚が太く短くなり、樹木の枝分かれの力によって視神経が発達し…というような動物と自然の融合をうまく表現した獣。
ジゴクザル
生態
獣狩に「最も恐ろしい獣はいずれか」と問えば、答えは様々であろうが、「最も嫌いな獣はいずれか」と問うならば、多くが口を揃えてジゴクザルと答えるだろう。猿知恵を持ち、溶岩の如き体を巧みに操り、時に人を嘲笑うかのように振る舞うのだから。
戦略
広い範囲に溶岩を飛ばしたり、伸びる腕で素早く殴ったりと、遠近織り交ぜた行動で苦しめてくる。溶岩の噴き出す地面には予兆があるため、よく見て避けたい。「変転の灯篭」を設置するなどして、属性耐性を上昇させるのも有効だ。
「最も嫌いな獣は？」という問いに対し多くが口を揃えてジゴクザルと答えるところ、また猿知恵を持つことから、かなり厄介でいやらしい獣であると推察できる。
ラセツ
生態
全身から絶え間なく冷気を発する獣。水のないところでも巨大な氷塊を生み出せ、その力で築いた美しい縄張りは獣狩から”氷の城”とあだ名される。群れを率いて素早く獲物を狩る賢さと、一対一でも他の獣を屠れる強さを以て、獣狩の前に立ち塞がり続けてきた。
戦略
素早い動きに翻弄されないようにしながら、常に相手を視界に入れて立ち回りたい。怒ると一部の攻撃の範囲が広がり、凍結もしやすくなる。加えて強力な冷気を操って氷の鎧を纏うが、鎧は他の箇所より破壊しやすいため、積極的に狙って怯ませると優位に立て。
気候の混沌から生まれたラセツは、極低温に耐えることができる獣である。その血は液体窒素のような液体に変化しており、凍ることがない。
この巨大な猛獣は、周囲に合わせて体温を変化させ、口から吐くブレスで空気を凍らせる。また、後ろ脚を叩き付けて氷柱を作ったり、氷の息で獣狩を足止めしたりもできる。さらに、氷の鎧を身にまとうことも可能。
アマテラス
生態
大空を飛揚する鮮烈な翼は、陽を浴びて赤々と輝く。その神々しさにより古の時代から天の守り神として各地で祀られてきたという。だが奇妙なことに、それらの国や集落はいずれも早く滅びを迎えており、アマテラスについての詳しい記録は残っていない。
戦略
周囲の天つ糸を全身で喰らい、怒りと共に強化される。喰らっている間は隙を見せるため、逃さず攻撃したい。また、怒っている時の攻撃は苛烈だが、翼が傷を負いやすくなっているため反撃の機ともなる。「銛撃ち」で動きを止めるのも効果的だろう。
アマテラスは周りのエネルギーを吸収することで自身の体を緑色から赤色へと変化させることができる。エネルギーを吸収している間は隙だらけでもあるので、エネルギーを吸収するのを止めたり、ダメージの高い攻撃を与えるというのがひとつの攻略ポイントになる。「連結からくり」の槌を使えば、モーションを中断させてエネルギー吸収を止めることができる。
カバネアラシ
生態
奇行を見せる獣は少なくないが、カバネアラシのそれは笑い話として伝わる。強固な棘で体を覆い守っているものの、獲物が現れるとその棘を矢のように飛ばして襲う。そしてすべての棘を飛ばし尽くすと、今度は裸になった身を庇って逃げ回るというのである。
戦略
飛ばしてくる棘は予兆を見極めて避けるか、盾になるからくりを設置して防ぎたい。棘は即座に生えてくるので、攻防の切り替えに注意しよう。また、怒ると棘の色が変わり、一撃一撃の威力も増す。回避や防御の重要性も高まるので、対策を考えたい。
ハリネズミの見た目をした巨大な獣。
現時点では詳細は不明。
ツノバシリ
生態
固まると鉱物になる液体を操り、素早く鉱物を生み出す飛獣。縄張りには石筍に似た柱が乱立しているため、棲み処を見つけやすい。縄張り意識が強く、外敵に対しては非常に攻撃的。近付くものがあれば、気配を消して柱の陰から音もなく襲い掛かる。
戦略
足場を作り出し、そこから滑空して飛びかかってくる。登ったところを狙って足場を壊せれば、体勢を崩して落ちるので好機になる。怒ると尾を膨らませて苛烈な攻撃を加えてくるが、膨らんだ尾は傷つきやすくもなっているため、逆に叩いて部位破壊を狙える。
大きな一本角と乳白色の長い尻尾が特徴の、狐にもウサギにも見える獣。
現時点では詳細は不明。
クニナラシ
生態
大地を引き裂き、そこにあるすべてを岩山に呑み込むと伝わる獣。他に類を見ない巨躯を有し、歩くだけで地形が変わる恐るべき存在である。「國均し」の名は、天地開闢の代、大いなる獣が海を歩いて大地を起こし、均したことで国が生まれたという神話による。
戦略
体を覆う厚い岩石のような皮は、通常の攻撃ではまともに傷を負わせられない。体表に点在する弱点を攻め、その部位を破壊することが重要となる。怒ると頭の弱点が露出するため、上手く狙って破壊すれば、恐るべき巨体であっても狩ることは不可能ではない。
以上、今回は『WILD HEARTS』に登場する主要な獣たちのご紹介でした！
開発者インタビューによると、今回ご紹介した獣以外にも大小含め20種類以上の獣が登場するとのこと。
さらに無料DLCも用意されていることから、あくまで予想ですが全部で30種類くらいまで拡充されるのではないでしょうか？
四季折々をイメージした華やかな姿をした獣が多い印象なので、早く製品版をプレイしてみたいですね！
