WILD HEARTS

【ワイルドハーツ】クリア&トロコン後レビュー|プレイ100時間|からくりを駆使した全く新しいハンティングアクションゲームの意欲作【WILD HEARTS】

こんにちは!ウマロです。

今回は『WILD HEARTS』(以下、ワイルドハーツ)をクリア&トロコンしたのでネタバレなしで本作のレビューをしていきます!

筆者はSteam版でプレイ
  • ワイルドハーツはどんなゲーム?
  • ワイルドハーツの魅力や面白いところは?
  • ワイルドハーツはどんな人にオススメ?

このような疑問を持っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

結論から先に言うと『多少の粗はあるものの総評としては「モンスターハンターワールド:アイスボーン」と肩を並べるくらいの面白さ。今後のアプデでさらにシステム面が調整されれば神ゲーになる予感しかしない!』です。

「モンハンが好きな人はまず遊んでみて損はしない!」そんな作品に仕上がっていると思いました。

ゲーム概要

生きろ、立ち向かえ。

『ワイルドハーツ』は、古代技術の力「からくり」を駆使して熾烈な自然の力と融合した恐ろしい達を狩る、ハンティングアクションゲーム。

プレイヤーは獣を狩る「獣狩(ししがり)」となり、人々を脅かす獣達に立ち向う。

本作は約30時間のストーリーキャンペーンを、ソロまたは最大3人のオンラインプレイ(クロスプラットフォーム対応)でプレイできる。

難易度はパーティーの人数に応じて調整される。

本作の中心となるのは”獣の狩り”だが、その他にも採集や農作業、クラフトも可能。

 

ゲームの総評と概要

評価・プレイ状況について

点数 85点
クリア時間 50時間
プレイ時間 110時間
プレイ状況 クリア&トロコン
発売日 2023年2月17日(金)
対応機種 PS5
Xbox Series X|S
Xbox One
Steam
Epic Games Store
価格 スタンダードエディション:9,700円(税込)
Karakuri Edition:12,000円(税込)
ジャンル ハンティングアクション
プレイ人数 最大3人
メーカー コーエーテクモ&エレクトロニック・アーツ

ゲーム進行の都度、その時に受注できる依頼をすべてクリアしながらゆっくり進めたため、ストーリーのクリア時間は50時間程度。

最速で駆け抜けるなら30時間程度でクリアは可能。

その後、トロコンに必要な実績解除を行い100時間程度でトロコン。

苦戦したのは巨獣300体分の介錯とつくも200体の収取。

トロコン難易度はかなり低い。

5項目5段階評価

カテゴリー 評価
ストーリー
狩りの面白さ
操作性
ユーザビリティ
総評

 

総評

ハンティングアクションゲームというと、かの有名な「モンスターハンター」とそのゲーム内容を比較されるところ。

本作はスピーディーでアクロバティックな狩り狩り場を自由にカスタマイズできる要素多種多様な20種類を超える巨獣とのし烈なバトルを楽しめる。

それを可能としているのが本作の独自要素である”からくり”だ。

からくりの種類は豊富で、単体で機能する”基礎からくり”、基礎からくりを組み合わせて巨獣を翻弄する”連結からくり”、狩り場を快適にしたり素材を加工するための”龍脈からくり”の3種類がある。

特に基礎からくりと連結からくりをうまく連携させ、巨獣を屠ることができたときの気持ちよさはなかなかのものがある。

その他、モンハンと違う点としてはダークで謎めいたストーリーがあげられる。

狩りゲーにストーリーなんて必要ないと言う人もいるだろうが、RPG好きな筆者にとってはとても心に残る印象的なストーリーだった。

NPCから受注できるサブクエストも会話シーンが丁寧に作られており、人物背景などを垣間見ることができるのは好印象だった。

シリーズ初作品なので、一部の武器の火力がおかしかったり、後半の巨獣の攻撃が苛烈すぎたりなど、ところどころバランス調整が不足している感じは否めなかったが、総評としてはとても満足のいく作品に仕上がっていた。



『ワイルドハーツ』の面白いポイント

『ワイルドハーツ』の個人的に面白いと感じたポイントは下記の5つ。

  1. からくりを駆使したひと味違うハンティングアクション
  2. 狩場を自分好みにカスタマイズできる
  3. 8種類の武器種で色々な狩りを楽しめる
  4. 敷居の低いマルチプレイシステム
  5. コエテククオリティの高水準なキャラメイク

1.からくりを駆使したひと味違うハンティングアクション

本作の一番の魅力は何といっても”からくり”を駆使した、モンハンとはひと味もふた味も違うハンティングアクションを楽しめるところだ。

 

初期に解放される「匣」という基礎からくりを3段積み重ね、高低差のあるところから攻撃すると特殊モーションになり、通常攻撃より大きいダメージを与えることができたり、

「匣」を6つ組み合わせることで「壁」を作り、巨獣の突進をとっさに防御するといったことができたりする。

ゲームが進むにつれ使えるからくりが増えていくため、からくり同士の組み合わせパターンも同時に増える。

1つの狩りの中でできることや選択肢が増えるため、総じて狩りがどんどん楽しくなってくるのだ。

 

からくりは攻撃や防御で使う以外にも、移動手段や素材収集、食材の加工など幅広い用途がある。

種類が多いため扱いには難がありそうだと思われそうだが、その実大したことはない。

攻撃連携の要となる基礎からくりは、L1+〇×△□ボタンの組み合わせで瞬時に作ることができるし、基礎からくりを組みあわせて作る連結からくりは、簡単なコマンド入力さえ覚えてしまえばいい。(キーガイドも表示される)

 

本作の狩りはからくりを使用した前提の難易度となっているため、からくりの使い方に慣れない内は苦戦するとは思う。

しかし、扱いに慣れてくるとからくりがまるで自分の体の一部となったように感じ、自身の成長を実感できる。

「あ、自分ちゃんとからくり使えて戦えてる!」

「あんなに苦戦したけど、今はからくりで巨獣を翻弄できてる!」

このような体験ができるのが本作の大きな魅力の1つと言ってもいい。

 

2.狩り場を自分好みにカスタマイズできる

本作には春夏秋冬をモチーフとした景色豊かな4つの狩り場が用意されている。

狩り場ごとの四季折々の情景は美しく、またそこには崩落した社や街道、孤城などがそびえ立ち歴史をうかがえるものになっている。

「景観の美しさ」とそれに相反する「崩壊した文明」とがうまく対比しており、探索意欲を掻き立ててくれる。

採取できる素材や生息してる小生物も狩り場によってもちろん異なる。

 

プレイヤーはこの狩り場を快適にするために色々なからくりを設置し、独自の狩り場に自由カスタマイズできる。

狩り場ごとに決まった野営地(キャンプ)の場所は決まっているものの、追加で自分の好きな場所にキャンプを設置できる。

キャンプ間はファストトラベルができるため、どこにキャンプを置くかによって巨獣とのファーストコンタクトにかかる時間を短縮できたりする。

また、移動手段としてジップラインや回転式の乗り物などもある。

一度設置したからくりは巨獣に破壊されるか、自ら破壊するまで狩り場に残り続ける。

 

何回も巨獣との戦いを繰り返しながら

「ここにこのからくりを置いた方が狩りがラクになるな」

「この狩り場で一番アクセスの多いエリアにキャンプを置こう」

と色々と試行錯誤をして自分の狩り場を徐々に作っていくのが楽しくクセになる。

 

3.8種類の武器種で色々な狩りを楽しめる

ワイルドハーツには、からくり刀・野太刀・槌・弓・傘・大筒・飛燕刀・変形棍の8種類の武器がある。

各武器には「攻撃1」「攻撃2」「特殊攻撃」の3つの攻撃方法が用意されており、これらを組み合わせることでコンボを発動できる。

武器種によっては使用難度が高いものもあるが、どれも個性的で爽快感がある。

特にSEが好印象で、ザシュザシュと巨獣に攻撃が当たっている音を聴くのは気持ちがいい。

 

しかし、ワイルドハーツの狩りにおいては、武器単体で攻撃するだけでは十分なパフォーマンスを発揮することはできない。

巨獣に強力な攻撃を与えるためには、やはりからくりを使った連携攻撃が攻略のカギになってくる。

連携攻撃と聞くと「なんだか難しそう」と感じるかもしれないが、序盤は使えるからくりが多くないため、そこまで身構える必要はない。

ゲーム進行とともに使えるからくりが増え、徐々にできることが増えることは先述した通りで、ステップアップしながら操作に慣れていくことができる。

からくりを駆使しつつ巨獣を蹂躙した時の達成感は、他のハンティングアクションゲームではなかなか味わえないものだろう。

 

4.敷居の低いマルチプレイシステム

ワイルドハーツは最大3人でパーティーを組んでオンラインプレイが楽しめる。

マッチング方法は様々あるが、モンハンにある「集会所」は本作には存在しない。

マッチング条件でパスワード設定ができるため、それを活用すればフレンド同志で遊ぶことができる。

基本的には一期一会の敷居の低いオンラインプレイなので、気後れせず気軽に楽しめるのは良好。

チャット機能やスタンプ、エモートも用意されており簡単なコミュニケーションをボタン一つで取ることができる。

 

参加人数分だけクエストの難易度が調整される仕様となっているため、3人だからと言って油断しているとあっさりやられることはある。

個人的に一番いいと思った点は、体力が0になっても一定時間内であれば仲間に起こしてもらい復活できることだ。

ソロだと体力が0になるとすぐに死亡扱いとなるが、オンラインの場合は仲間に起こしてもらえれば死亡扱いにはならない。

ただ無限に起こしてもらえるわけではなく、力尽きるたびに制限時間が短くなっていくため、実質起こしてもらえる回数は1人につき3回までとなっている。

それでもかなりの回数復活できるので、攻略に困ったら積極的にオンラインを活用するのも手だ。

 

5.コエテククオリティの高水準なキャラメイク

突然だが筆者はキャラメイクが大変好きだ。

(時間をかけて作った自分のキャラクターを操作し活躍する様を見るのは、うだつの上がらない現実を逃避する手段としてすこぶる良好な手段だと思っている)

個人的にキャラメイクができないゲームは、ショートケーキの上にいちごが乗っていないときくらい残念な気持ちになってしまう。

 

ワイルドハーツは「無双シリーズ」や「デッドオアアライブシリーズ」を手掛けるコーエーテクモゲームスが開発している。

上記の作品を見て分かる通り、今作のキャラデザもやはり秀逸でクオリティは約束されたものである。

プリセットはどれも美形ぞろいで、少し数値をいじるだけでお好みのキャラクターをつくることができるだろう。

作ったキャラクターはムービー中にアップで表示されるし、表情も豊かなのでキャラメイクのしがいがある。

本作はキャラメイクが好きな人にとっても魅力的な作品だと言える。

どんなキャラメイク設定ができるか気になる人は、ぜひ下記の記事を一読してみてほしい。

【ワイルドハーツ】キャラメイクで設定できる項目まとめ【WILD HEARTS】こんにちは!ウマロです。 今回は『WILD HEARTS』のキャラメイクで設定できる項目についてまとめました。 ワイ...



『ワイルドハーツ』の残念なポイント

『ワイルドハーツ』の個人的に残念と感じたポイントは下記の4つ。

  1. 巨獣がすぐ逃げて移動が面倒
  2. 後半の難易度の高さ
  3. ゲームの安定性の悪さ
  4. 一部武器の火力調整の悪さ

1.巨獣がすぐ逃げて移動が面倒

からくりが十分に設置できていない序盤のうちは、狩り場にいる巨獣のもとに向かうだけでも結構時間がかかったりする。

その上、巨獣が結構な頻度でエリア移動するのでプレイのリズムを乱される。

エリア移動も隣エリアに移動するではなく、巨獣によってはかなりの距離を移動していくので追いかけるのが非常に面倒だった。

後半に巨獣を拘束できるからくりが使えるようになるが、逃げ足が速いため罠を仕掛ける猶予がほとんどない。

狩り場に移動手段用のからくりやキャンプを設置していけば多少は快適になるが、それができるのはゲーム後半になってからだ。

もう少しエリア移動の頻度を調整してほしいと感じた。

 

2.後半の難易度の高さ

ワイルドハーツは全体的に難易度が高いゲームだ。

序盤の巨獣でも被ダメージが大きいし、攻撃のスキが少なく範囲も広い。

(武器や防具を更新したり、食材を食べてステータスを強化する基本的な対策はあるが。。。)

後半に登場する巨獣ほど戦闘はさらにし烈を極めることになる。

ダメージや攻撃スピード、攻撃範囲にさらに拍車がかかり難易度が爆上がりしているのだ。

これはからくりを使った攻略を前提とした難易度調整であると思うが、それにしてもプレイヤー側が攻撃できるチャンスが少ないと感じた。

特に中盤に登場するラセツとの戦闘で、連続5回のタックル攻撃が来たときは「まじか。。。」と思わず声を漏らしてしまった。

途中から「あれ?これ死にゲーか?」と思うほど難易度が高くなってくるので、ソロ攻略に苦戦する人は多いだろうなと感じた。

 

3.ゲームの安定性の悪さ

筆者は本作を発売前の事前プレイ可能時期から遊んでいる。

そのころは特にサウンド系のバグがひどかった。

会話が勝手に高速で進行したり、音声が遅れたり、挙句の果てには無音になったりなど「これちゃんとデバッグしたの?」と疑問を感じるものだった。

アプデでサウンド系のバグは解消されたが、マルチプレイで急に重くなったり、アプリ落ちしたり、画面がちかちかするなどの不具合は残っている。

今後、細かなアップデートや追加巨獣のアップデートが予定されていることからその点は時間が経てば解決するだろうと思うが、筆者のファーストインプレッションは正直印象が悪かった。

しかし、プレイを通して得られるゲーム体験がそれを上回るくらいよくできていたのでプレイを続行できた。

ゲームの安定性にはまだまだ課題が残るが、それは今後のアップデートに期待したい。

 

4.一部武器の火力調整の悪さ

先述したようにワイルドハーツには8種類の武器が存在する。

せっかく個性豊かな8種類の武器があるのに、たった一つの武器がぶっ壊れているせいで他の武器を使うのが悲しくなってくる。

それは「弓」だ。

弓は他の武器種に比べ操作性がシンプルで、他の武器種にあるようなゲージ管理をする必要がなくとても扱いやすい。

にもかかわらず、現状、圧倒的な瞬間火力を出すことができる。

「今までからくり刀を使って苦戦したけど、弓を使ったら簡単にクリアできた!」

と言う事象が起きてしまっている。

おそらく今後のアップデートで何らかの火力調整は入るだろう。

 

これだけ武器ごとに派手で爽快な攻撃アクションが用意されているのに、楽で火力を出せる弓を使えばすべて解決することがもったいない。

現状環境は弓一強となっているため、色々な武器を試して攻略する楽しさが薄れてしまっているのはマイナスに感じた。

 

『ワイルドハーツ』はこんな人にオススメ!

ワイルドハーツは下記のような人にオススメしたいゲームだ。

  • モンハンが好き
  • アクロバティックなアクションゲームが好き
  • 和風な世界観のゲームが好き
  • キャラメイクにこだわりたい

まずモンハンが好きな人にとっては手放しでオススメできるゲームだと言える。

モンスターを倒して素材を集め、強い武器や防具を作る、そういったハンティングアクションゲームの基本的なサイクルを本作でも楽しむことができるからだ。

それに加えて本作独自のシステムであるからくりによって、アクロバティックなアクションを楽しむこともできる。

ソフトの値段は高いがボリューム自体はたっぷりとある。

クリア後はさらに強力な巨獣と戦うこともできるし、モンハンでいう「重ね着」が解放されるため、素材集めに没頭できる。

また、今後のアップデートで巨獣も追加予定なので値段以上に楽しめるのは間違いない。

昨今のモンハンに比べ難易度は高めだが、歯ごたえのあるゲームを遊びたい人にもオススメしたい。

レビューまとめ
Good Bad
からくりを駆使したひと味違うハンティングアクションが楽しめる 巨獣がすぐ逃げて移動が面倒
狩り場を自分好みにカスタマイズできる 後半の難易度の高い
8種類の武器種で色々な狩りを楽しめる ゲームの安定性の悪い
敷居の低いマルチプレイシステムが用意されている 一部武器の火力調整の悪い
コエテククオリティの高水準なキャラメイク



以上、今回は『ワイルドハーツ』のレビューをお届けしました!

この記事が購入の参考になれば幸いです!

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