ブログを初めて4ヶ月目のまだまだ新参者です。
今回は、このブログのクオリティをもっと上げていくために、ブログのライティングスキルをどうやって身につければいいかを考え、有名ブロガーさんたちがオススメするこちらの書籍を読んでみました。
TwitterやYouTubeなどでよく有名ブロガーさんがオススメされているのを目にしていたので、実際に購入してみました。
今回はこの本で学べたことについてご紹介したいと思います。
まず、結論から先に言っておくと「ライティング力」を上げる方法として、主に以下の3点を意識することが重要であることをこの本から学びました。
- 文章は「書くな」、「翻訳」せよ
- 相手の立場ではなく、相手の目線で書け
- 書かないという選択肢を持て
この本には他にもポイントが書かれていますが、今回はこれら3つの方法について詳しく説明していきます!
文章の書き方に悩んでいる方の参考になれば幸いです!
文章は「書くな」、「翻訳」せよ
まずこの本のはじめの方に”文章は「書くな」、「翻訳」せよ”と書かれています。
と、いきなり頭を抱えてしまうかもしれませんね。
私も読んでみたときはそう思いました。
では、あなたが実際にブログを書くときをイメージして考えてみてください。
あなたは文章を書くとき、
「自分では理解できているけど、文章に起こすとどうもしっくりこない感じがするなあ」
と思った経験はないでしょうか?
なぜそのような感覚が起きてしまうのかと言うと、それはあなたが文章を書こうとしているから書けないのです。
もう少し掘り下げてみましょう。
あなたが書いた文章にはその文章を読む「読者」が必ず存在します。
それが個人的日記であってもあなた自身が読者となり得ますよね。
個人日記でも日が経つと「私はいったいこの文章で何が言いたかったのだろう」と思ってしまうことがあるのではないでしょうか?
そのようなことを回避するためには「書くのではなく翻訳する」ことが重要となります。
翻訳とは、辞書的な意味で書くと「ある言語で表された文章を他の言語に置き換えて表すこと」とされていますが、一方で「符号やわかりにくい言葉、特殊な言葉などを一般的な言葉で言い表すこと」という意味もあります。
ブログの場合は後者を意識して文章を書くと、自然と読者にとって分かりやすい文章がかけるということです。
分かりにくい言葉や専門用語などをなるべく使わず、誰もが知っている一般用語に置き換えて文章を書くようにする。
わかりやすい例で考えてみましょう。
突然ですが、学生時代の英語の授業を思い出してみてください。
英語の宿題とかで、よく教科書とか問題集の英文を日本語訳に直してくださいと言うものがあったと思います。
そのときあなたは、できるだけわかりやすく自然な日本語で訳をしようと努力しませんか?
なぜかと言うと、デタラメな日本語訳をしてしまうと、先生に怒られたり授業について行けなくなるからではないでしょうか?
おそらく学生時代あなたは、次の授業を受ける自分のために、真剣に翻訳作業を行っていたことでしょう。
これは文章を書く場合でも、全く同じことが言えるのではないでしょうか?
書いた文章を自分や他の人が読んだ時がすんなりと理解できるように、単語一語一語の意味を吟味しつつ丁寧に翻訳していく。
結構骨が折れる作業ですが、そういった意識付けをするだけで文章はより明瞭になっていき分かりやすい文章が書けるようになります。
文章を書いて満足させるのは決して自分ではありません。
文章を読んでもらう「未来の読者たち」を満足させる必要があるのです。
相手の立場ではなく、相手の目線で書け
私はIT関係やWEBアプリ関係の解説記事なんかをこのブログで書いていたりするのですが、ときおり読み返してみると、とても分かり辛い文章だなと思うことがあります。
文章を書いているときは、自分で調べた内容について分かりやすく解説しようと言う意識はもちろんあるのです。
しかし、初心者の方に向けた解説記事なのに「専門用語」をバシバシ使っていたり、その専門用語の解説を怠ってしまったり「このくらいは読者の人も理解しているだろう」という勝手な予測を立ててしまったりと、それはまあ酷い有様です・・・。
文章を書くうえで常に意識しなければならないことは、
自分が理解できている事でも、読者が理解できているとは限らない。
と言うこと。
書いてみたら当たり前なのですが意外に忘れがちです。
文章を書く上では、私が書こうとしていることの「知識」や「認識」が、相手にもちゃんと共有・理解されているかを意識しなければなりません。
自分と読者が共通の知識と認識をもつことで、その文章に「説得力」や「明瞭さ」が自ずと増していきます。
独りよがりな文章では読者を置いてけぼりにしてしまい、結果読者を手放すことになってしまいます。
あなたが文章を通して伝えたい相手が誰であるか(ブログではよく「ペルソナ設定」を考えろ」と表現されます)を常に意識しましょう。
専門用語ばかり並べてないか、表現が分かりにくくないか、このような点を意識してブログを書くだけでライティング力は向上します!
書かないという選択肢を持て
私の場合、解説記事なんかを書いていると、
「これも解説に入れようかな〜」
とか、
「あ、この解説をするなら、この説明も入れとかなきゃな〜」
みたいに、次から次へと文章を追加していくことがよくあります。
その結果、本題からそれてしまい、
「え〜と。つまり、何が言いたかったんだっけ?」
と、自分で自分の頭にはてなマークが浮かんでしまうことがあります。
あれもこれもと取り入れているうちに、筆者が解説したいことの本質を見失ってしまう典型的な悪い例ですね。
そうならないようにするためにはまず、その文章の「最終目標」つまり「結論」を先に書くことが重要です。
なんなら冒頭にさっさと書いてしまった方が、読者も安心できます。
それはなぜかと言うと、大抵の人があなたのブログを最後まで読んでくれるとは限らないからです。
ファンの方なら可能性が高いかもしれませんが、初めてあなたのブログを見に来た人は最初の入りでその記事を読む必要があるかどうか判断します。
なので、最初に結論を持ってくることでそういう人たちに対し
「あ、この記事には自分が知りたい情報が書いてあるな」
と思わせることができるんですね。
オススメの記事構成はこんな感じです!
- 結論を書く
- その根拠(理由)を書く
- 現状の問題点を書く
- 最後は更に結論で閉める
※2と3の順番は前後しても構わないです。
先にゴールを明確化しておくことで、文章がブレずに一本の筋が通った説得力のある文章が書けるようになります。
そして書いた後に
「この部分はいらないな」
とか
「この文章があると逆にわかりづらくなるな」
などと思った箇所があったら勇気を持って削ってみましょう。
いわゆる「文章の断捨離」を行うのです。
※断捨離とは、本当に必要なものを見極め不要なものは手放すと言うこと。
文章を長くかける人はいますが、不要な部分を削除できる人は意外に少ないです。
せっかく書いたのに勿体無いと思う心理が働いてしまうからですね。
しかしそれは言ってしまえば文章を書いている本人のエゴでしかありません。
先ほどもあったように、文章を書く人と読者は同じ目線である必要があります。
それが文章を通して相手に伝えるということです。
なので、書いた文章をもう一度よく読み返して、この部分は本当に必要かどうかを考えてみましょう。
そうすることで文章はよりスッキリと簡潔になります!
まとめ
今回はライティング力をあげる3つの方法について解説しました。
私もブログを書いてて「これは分かりにくくなったな〜」と思うことがたくさんあります。
私自身、まだまだ分かりやすい文章を書く練習をしているので、これからも以下のことを意識してブログを書き続けたいと思います!
- 文章は「書くな」、「翻訳」せよ
- 相手の立場ではなく、相手の目線で書け
- 書かないという選択肢を持て
皆さんもぜひ、実践してみてくださいね。
「継続は力なり」です!!
また、今回私が購入した書籍が気になる方は、是非読んで見てくださいね。
それでは、今回はここまで!
ではでは〜♪( ´▽`)